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題名:ヌテラを食パンにヌッテラ
報告者:トンカツる

 朝食にはご飯とみそ汁は欠かせない。そこに、ご飯のトッピングとして、昔ながらの梅干しや漬物などがあれば、もはやそこは、ご飯の中のご飯の世界となる(報告書のNo.273も参照)。ただし、近年では、朝食に食パンを中心としたパン食も増えているのも事実である。2016年(平成28年)に、日本政策金融公庫の農林水産事業が調査したところによると、朝食での選択に、20 代ではご飯が 63.3%でパンの 46.9%を大きく上回る一方、60 代ではご飯よりパンの方が高く、70 代ではご飯とパンが拮抗するなど、高齢世代の方が比較的ごはんよりもパンを選ぶ傾向がみられたことが明らかとなった1)。20代がご飯を選ぶ理由として、ご飯の方が腹持ちがよいと評価され2)、パンが選ばれる理由としては、さっさと食べられることがあげられている3)。一方、朝食だけではなく、主食としての割合でみると、2019年の総務省統計局のデータに基づいた調査では、主食を代表するお米、パン、麺類の購入性向の推移から、お米は経年で少しずつ減り、2002年から減少したのに対して、パンは2009年以降でお米と逆転し、2010年あたりから、完全にパンがお米を抜かした4)。このことから、朝食だけでなく、パンを食事として選んでいる家庭が増えていることが分かる。しかしながら、実際に、一からご飯やパンを作ることを想定すると、お米は米を洗って炊くだけでよいが、パンは発酵させる過程もあることから、家庭で一から作ったパンのみでパン食としているお宅は、ほとんどないであろう。ホームベーカリーという手法で、朝のパン食としている方も多いかもしれないが、毎日するとなると、結構にご飯を炊飯器で炊くよりも、メインテナンスなども込みで使うと、意外と手間がかかったりする。そこで察するに、パン食でのパンは、明らかにお店で買ったパンであることが予想される。先の主食への変化と合わせて考えると、その状況に呼応してか、パン食のメーカーも様々な朝食用に食パンを開発・製造・販売するようになったことは、お店での食パンのコーナーが増えたことからも了解できよう。そこで、パン食が増えた際に次へのアプローチとして、ご飯の梅干しやふりかけにあたるトッピングである。パンのトッピングといえば、ジャムが真っ先にあげられよう。ただし、ジャムばかりでは飽きてしまう。時には梅干し、時にはふりかけというようなご飯にも似た選択肢が増えてもおかしくはない。そこで、ジャム以外の選択肢も考えると、そこにいいチョコがある。それが、ヌテラである。イタリア名物の日本でも人気のチョコスプレットで、正式には「nutella(ヌテラ)」という。ただし、実は、日本ではヌテラとするが、正式にはヌッテラであり5)、すると、食パンに塗ると「ヌテラを食パンにヌッテラ」(図ではパンケーキ)となる。メーカーはフェレロ社である6)。ヌテラ自体はすでに1964年に誕生した結構な歴史のあるチョコスプレットであるが、味もその歴史が示すように世界中で愛されている6)。

図 ヌテラをパンケーキにヌッテラ6)

1) https://www.jfc.go.jp/n/release/pdf/topics_160907a.pdf (閲覧2019.3.7)
2) https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG16028_W4A810C1CR8000/ (閲覧2019.3.7)
3) https://news.nifty.com/article/item/neta/12225-121101001281/ (閲覧2019.3.7)
4) http://www.garbagenews.net/archives/2043408.html (閲覧2019.3.7)
5) https://entabe.jp/news/gourmet/17822/compare-italian-nutella-and-japanese-nutella (閲覧2019.3.7)
6) https://www.nutella.com/ja/jp (閲覧2019.3.7)



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