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題名:おいしい笑顔のそばにホシザキ
報告者:トンカツる

 家電の日本メーカーの名を挙げるならばPanasonic、Hitachi、Toshiba、Sharpあたりになろうか。ただし、近年では韓国や台湾、中国の方が家電にも強く、韓国のSamsungやLG、台湾のTatung、中国のHaierなどはよく店頭でも見かけるメーカーとなった。かつては、Made in Japanというブランドで、家電でも一代勢力であった日本メーカーも、このところの相次ぐ合併や吸収により随分と影をひそめてしまい、あと10年もすれば、日本メーカーのブランド名は残ってもメーカーとしては存在しないこともある実情に、やや悲しさは否めない。ぜひとも、ここは日本メーカーの維持として頑張ってもらいたいものではある。しかしながら、店頭で見かけない家電であっても、業務用として最近よく見かけるメーカーがある。それが表題のHoshizaki(ホシザキ)である。
 Hoshizaki ? となった方も多いかもしれない。注目しなければ、一般家庭の、特に家電関係では無縁のメーカーでもある。しかしながら、お店の厨房などで働いた経験がある方ならば、図1を見てピンと来るかもしれない。図1はHoshizakiの業務用冷蔵庫HF-180AT31)である。なんとなく業務用の冷蔵庫のイメージそのままである。なんとその容量は1269Lもあり、一般的な家庭におかれる冷蔵庫としてPanasonicの最新モデルであるNR-F604WPX2)の容量が600Lであることを考えると、倍以上あることになる。その他、クラッシュされた氷などを作る製氷機器、皿などを洗う洗浄機器、ドリンクディスペンサーなどのドリンク機器もHoshizakiが製造

図1 HF-180AT31)

している。そのラインナップは詳しくは文献3)にあるので興味のある方はみていただきたいが、「あれっ、そういえば、この機械。あの店にあったなぁー」と思える機器がそのラインナップには沢山ある。時おり、温泉地にもドリンクディスペンサーとしてもこのHoshizakiをよく見かける。言い換えれば、外食した際やのんびりしている時など豊かな生活環境の裏方として、実は非常にお世話になっているメーカーであることが分かる。Panasonicは1918年に松下電気器具製作所として創立され、方やHoshizakiは1947年に星崎電機株式会社として設立されている4), 5)。年でのそれほどの大きな開きはないが、もしHoshizakiが普通の家電メーカーとして歩んでいたならば、今の他の家電メーカーと同じ、運命を辿っていたかもしれない。しかしながら、業務用厨房機器に徹することで、近年の企業成長も着実であり7)、裏方であっても「おいしい笑顔のそばにHoshizaki」8)がいることにふと気づく。

1) https://www.hoshizaki.co.jp/p/f-refrigerator/vertical/freezer/hf-180at3-ml.html (閲覧2018.5.24)
2) https://panasonic.jp/reizo/products/NR-F604WPX.html (閲覧2018.5.24)
3) https://www.hoshizaki.co.jp/p/ (閲覧2018.5.24)
4) https://ja.wikipedia.org/wiki/パナソニック(閲覧2018.5.24)
5) https://ja.wikipedia.org/wiki/ホシザキ(閲覧2018.5.24)
6) https://www.hoshizaki.co.jp/brand/transition.html (閲覧2018.5.24)
7) http://www.hoshizaki.co.jp/topics/170926.pdf (閲覧2018.5.24)
8) http://www.hoshizaki.co.jp/about.html (閲覧2018.5.24)

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