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題名:価格:¥2,268,000+¥50,000(配送料/取扱手数料)のブラキオサウルス大型造形物について
報告者:トシ

 物販の最大手といえば、もはやAmazonが最も王手であるとまでいえるであろうAmazonの勢いである。今さらでもない話ではあるが、アマゾン川の流域面積は、世界中の川の中でも群を抜き(報告書のNo.298も参照)、それに呼応するかのごとく、扱う品物のニッチなものが多い。実際に、Amazonでは大量のニッチな商品が売上の多くを生むためのロングテール戦略を取っている1)。そして、その背景のビジネスモデルには、非常に秀逸なカラクリがあり、そのサイクルが「Bezos Virtuous Cycle」と呼ばれる。Bezosとは、むろんAmazon.comの創設者Jeff Bezos氏のことを指す。その仕組みを図に示す。それの詳しい説明は文献1), 2)にあるので、そちらを見ていただきたいが、かいつまんで述べると、成長モデル (SelectionからSeller)と、再成長モデル(GrowthからLower Cost Structure→Lower Prices) のサイクルを繰り返し、顧客満足:顧客は希少性の高い商品を購入した時ほどその満足度が高くなる、を満たしている。単純であるが、さすが人と違う視点を持ったJeff Bezos

図 Bezos Virtuous Cycle2)

氏だけのことはある。そのため、大量のニッチな商品を大量に扱っていることがAmazonの特徴でもあり、Jeff Bezos氏が、仮に釣好きな方ならば、まさに、今は大漁の状態であろう。筆者がAmazonを初利用した時(Amazon.co.jpがオープンした半年後ぐらい)は、ほとんど本のみの扱いだったように記憶しているが、通常ではなかなか手に入らないような本がいとも簡単に手元に届いたことで、その当時「Amazon。すげー」と実感した。ただし、近年では扱う商品も多くなり、それに伴いレビューでのやらせも問題視されている。例えば、文献3)には「「やらせレビュー」は以前から存在しており、…、業者側から「必ず褒めてください」「星は5つにしてください」などと要請があった」とか、文献4)では、「親近感を抱かせるためか、「日本人の著名な苗字」+「無難な下の名前」をランダムに組み合わせた日本人名を使うケースが散見される」との事例が載っている。その一方で、文献5)にもあるように、「Amazonの笑えるレビュー【電車で読むな】」という、ややレビュー文化にも似た、新たな価値観も生まれつつある。ただし、報告書のNo.1098からの恐竜つながりの中、Cookie(報告書のNo.573も参照)を食べたことによって、ふと目についた文献6)の内容には、Amazonの商品のニッチさだけでなく、レビューも妙なのが多かった。価格:¥2,268,000+¥50,000(配送料/取扱手数料)のブラキオサウルス大型造形物(恐竜等身大フィギュア)は、このレビューアーの中で本当に誰か購入したのか…、何ともニッチすぎる商品である。

1) https://www.wantedly.com/companies/dip/post_articles/125790 (閲覧2019.2.28)
2) https://insider.zentail.com/bezos-virtuous-cycle-leverage-invest-infrastructure/ (閲覧2019.2.28)
3) https://biz-journal.jp/2018/11/post_25547.html (閲覧2019.2.28)
4) http://bunshun.jp/articles/-/10247 (閲覧2019.2.28)
5) https://matome.naver.jp/odai/2137359342487576701
6) https://www.amazon.co.jp/プリンティング-高さ472cm!ブラキオサウルス大型造形物(恐竜等身大フィギュア)/dp/B00789E5H0/ (閲覧2019.2.28)



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