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題名:うなずきんの秘密
報告者:ちょろりん

 ずきん、女の子、というキーワードでもって、検索すると、その多くは、「赤ずきん」となる。その「赤ずきん」は古くからの童話であることから、詳しい内容は知らずとも何となくその話のエッセンスを知っている方も多いかと思われる。例えば、ずきん、女の子以外にも、おばあさん、森の中、狼などがキーワードとなる。
 「赤ずきん」の原型となる民話は、文献1)によれば、フランスのニエーブルでモンティニー=オー=アモーニュのルイ・ブリフォー、フランソワ・ブリフォーによって語られた「おばあさんの話」ではないかとされている1)。その話の詳しい内容は、文献1)に譲るが、この話においては、キーワードとなるずきん、特に、あかずきんは登場しない。おばあさんの娘であろうひとりの女の自分の娘、所謂おばあちゃんの孫に当たる女の子は登場するも、ずきんのくだりはない。その女の子の話に赤いずきんを被せ、赤ずきんとして教訓話に仕上げたのが、フランス人の作家であるシャルル・ペローである2)。ペローによるその教訓話は、「小さな赤ずきん (Le petit Chaperon Rouge)」という題名であり、題から明確に赤ずきんとして提示される2)。
 教訓としては、実は対象者は子どもではなく、成長した少女・女性であり、狼は若い男性を示していることも指摘されている2)。さらに、赤は、後の赤ずきんの詩を予兆する地の色であるとともに、情念、色情を表す色であるとも解釈されている1)。そして、その教訓の真の意図は、「誘惑の対象である若い女性を、一層誘惑されやすい対象として強調し、若い男性の恐ろしさを描いている」、と考えられている2)。しかしながら、現在は、童話としての「赤ずきん」であることから、子どもへの理解として、「不審者には注意し、誘拐されたらどんなことが起こりそうか想像を働かさせる」1)という内容で定着している。
 一方、「赤ずきん」の他にも、ずきんを被った女の子として有名(?)であろうものが、「うなずきん」である。その「うなずきん」は、うんうんと聞いて、うなずく、かわいいトモダチであり、オトナ女子向けほっこり和み系系のアイテムである3)。さらに、「うなずきん」に話しかけると、4つのアクション(うなずく/2回うなずく/いえいえ/2回いえいえ)で返してくれる3)。それを図に示す。

図 うなずきん3)

ゆ・ゆ・ゆうわくされるぅーーーーーーーーーーーーーー。

1) 金山愛子: 「赤ずきん」類話の比較考察. 人文社会科学研究所年報 3: 41-54, 2005.
2) 川染ユリカ: 「赤ずきん」における「教訓」を読み取る: Charles Perrault (1697)とRobert Smber (1729)の比較. Evergreen 29: 23-39, 2008.
3) https://item.rakuten.co.jp/toytoifactory/4549660316534/ (閲覧2018.11.15)



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